makimiho

許された言葉
Permitted word

時の座標
The coordinates of time

  • 進むとは、その先に起こるであろう事柄。
  • または確かに起こる事柄について黙認し、
  • それに付随するどんなものも受け入れるということだろう。
  • 進むべき道は、それを問うときすでに見えている。
  • それを確かに見るのか、反らすのか。
  • その選択をするのみである。
  • 進むとは開く方向にあり、ひとつの広大な宇宙と、
  • そして、闇から抜け出し、光を知り、影を深めることである。
  • そのどちらにも溺れず、ただ一瞬に現れる時の間に立ち会う。
  • 「時の座標」とでも言おうか。その点をひとつずつ集め、結んで行く。
  • 道はどこにもなく、それこそが道となる。
  • いつの日も闇から抜け出し、時の只中に居ること。
  • それがこの影を、光を深める鍵となる。私を覆う、灰色の雲の切れ間から。
  • ひとすじの光、それはすべてへ

見知らぬ思い
An unfamiliar though

  • 君が何かを想うこと、それは希望。
  • それは救い。誰を想っても、何を想っても構わない。
  • ただ純粋にその只中に在る君は、私の救いに他ならない。
  • 君が誰でも構わない、
  • きっと私は君を知らないし、
  • 君もきっと私を知らない。
  • ただ、誰にも知られずとも、考え想う君がすべてへの救いだ。
  • 想いなど見当たらない。
  • そう嘆いた私の知らぬ間に、世界は想いで満ちていた。
  • 想いよ、留まることなく自由に飛べ。君の帰り道は、私の帰り道である。

忘却の真
The truth of oblivion

  • 常に、何者かであらなければならない。
  • 日々は断続的で、私はひとつの中に居るが、まるでひとりではないようだ。
  • 今は少し右上のわたし。
  • 今は左下のわたし。
  • 今は地表のわたし。
  • 今は深海のわたし。
  • 様々なわたしが、わたしの中の時刻をきざむ。
  • 留守にしないよう、わたしを見張るわたしが我を忘れた時。
  • そこには本当のわたしが現れたような気がした。
  • 無我夢中。只中に身を投じ、思い煩いではない思考を働かせよ。
  • 不安定な日常、それでも此処ではない、次のわたしを見よ。